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南米への旅。衝突とインスピレーションが共存する場所

Oct.09.2025

先月、ブラジルでの展示会を無事に終えました。私が最も強く感じたのは、これが単なる市場拡大ではなく、産業間の交流であり、「家具が生活にどう溶け込むか」についての深い対話であったということです。この経験を通じて、南米の住宅関連市場やデザイン理念に対する新たな理解を得ることができました。

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展示会で最も直感的に感じたのは、ブラジルの家具が「自然」を極限まで体現している点でした。欧米スタイルの冷たさを感じるような簡素さとは異なり、地元のブランドはアマゾン雨林由来の固有木材やラタンを素材としてよく使い、木目の持つ本来の質感や植物のテクスチャーをそのままデザインに取り入れています。色味に関しても、アースブラウンやアボカドグリーンなど、自然そのものを感じさせる色調を好んで用いており、まるで雨林を住空間の中に取り込んだかのようです。このような「あえて加工しない」という設計思想は、「精巧な家具=複雑な職人技」という私のこれまでの固定観念を覆しました。そして、家具設計の本質的なテーマは「快適さ」であることに気づかされました。

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さらに驚くべきは、展示会が伝える「サステナブル概念」です。ブースの60%以上に「環境にやさしい素材」と「リサイクル可能なプロセス」の表示があります。スタッフによると、ブラジルの消費者は価格よりも「家具の環境属性」にずっと注目しており、これは中国で現在進んでいる「グリーン消費」のトレンドと一致しており、当社ブランドの今後の素材アップグレードの方向性を示してくれています。

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この展示会は、南米市場の可能性を私たちに示すだけでなく、ブランド最適化のための突破口も提供してくれました。今後は、ブラジルの自然な美意識と国内の実用的なニーズを組み合わせ、より深く「環境にやさしい素材」と「シナリオベースのデザイン」に取り組むことで、家具が真に生活と美しさをつなぐ媒体となるようにしていけるかもしれません。